リアルなヨガ・ティーチャー育成プロジェクトTrue Arts Yoga 金子真矢のブログ ◆ワークショップ、イベントの詳細はカテゴリからどうぞ◆


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“ヒップオープン”の落とし穴

ヨガのTTやクラスでよく耳にする「今日のテーマはヒップオープンです」とか「ヒップオープナーのポーズは…」とかいう言葉、意味を理解して使っている人がどれくらいいるでしょうね?

そして、それを聞いた普通の人はどんな反応をするでしょうか?
「ヒップオープナー?何それ」
「ヒップをオープン?え?尻を開くってどういうことじゃい??」
「お尻を柔らかくするってこと?」

当の本人がよく分かっていないのに、生徒に伝わると思いますか?この仕事をしていると上のような場面に多々出くわします。というか、習ったまま何となく教えてる…という類の人に多く出会います。

英語でHipは股関節(お尻じゃないよ)、オープンはまぁ日本語と同じで開くことですが、英語で“Hip Open”というと、股関節にくまなく効かせましょうという意味合いがあります。股関節は球関節ですから、360度あらゆる方向に動かしたいものです。

日本語にするとヒップ=尻、オープン=一方方向に開く、あるいはどこまでも柔軟にする を連想してしまって、それが誤解のもとなのではないかと思います。だからヒップオープン=開脚か、バッダコーナアーサナか、せいぜい鳩のポーズだと思ってる人多いし、「私、股関節が硬いんです…」って言ってくるのも ほぼ95%ぐらいが「開脚できません(前後、あるいは左右に)」って意味ですね。笑

大臀筋が硬くても、腸腰筋が硬くても、中臀筋の筋力不足でも、あなたの言う「股関節が硬い」ってことになりますけど?って。タダーサナだってきちんとやったら“ヒップオープン”のポーズになりますよね。骨盤を安定させるために股関節の筋肉総動員しているのでね。

股関節をテーマに教える場合、ちゃんとした先生はそれが決して柔軟ありきではないことを説きつつ、可動性と安定性両方の大切さを教えるし、何より日本語で、一般の人でも分かるように教えてくれる。

ヒップオープナーなんてよく分かんないこと言わなくたって、「こういう目的で、股関節のどこそこに注目してやっていきます」とかでいいと思う。股関節の動きのどれかに限定してアプローチするならその説明をしたいところです。股関節屈筋を伸ばしたいなら「ももの付け根の前側を伸ばします」でいい。

「それってどういうことですか?ハイ、あなたの言葉で説明して下さい!」的な言い回し、ヨガでは結構あると思うのですが、同じギョーカイ用語(?)で “プラクティス”も個人的に非常に違和感を覚えます。ヨガの練習のことですが、
猫も杓子もプラクティス プラクティス…
どいつもこいつもプラクティス プラクティス…
プラクティスプラクティスうるさいんじゃー!!!

「練習」でよくね?もとい、良いのではないでしょうか。
思いっきり和製、日本在住ウン10年の人の口からスラリと出てくるとは思えない“プラクティス”。普通にプラクティスなんて言いますかね?
私は英語を話しますが、日本語では「練習」って言いますよ。ま、いいけど。
ピアノは「レッスン」って言ったりしますけど、それはあまり違和感がないかも。「プラクティス」の違和感はなんだろな…
あっ、昔からある習い事に行く時みたいに「お稽古」っていいな。ヨガにも「お稽古」って使ってみようかしら。お稽古事の背筋がしゃんとする感じ、好きです。

あ、あと嫌なのはね、「気づき」笑
「気づいていきましょう」とか。笑
何だそれ?って。
もうちょいマシな日本語探せないものかしらね。

自分が発する言葉は声に出しても虫唾が走らないものがいいし、自分らしい、伝わる言葉を選びたい。
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by mayayoga | 2017-07-27 21:25 | ◇Yogaについてのあれこれ | Trackback | Comments(0)

アライアンス認定300時間トレーニング募集開始!

2017年11月スタート!

ヨガアライアンス認定

True Arts Yoga 300時間/500時間

アドバンスティーチャートレーニング


2017年11月~2018年4月 隔週末全30回


長年の構想であった、ヨガアライアンスRYT500取得を目指すアドバンストレーニングをいよいよ開講します。

True Arts Yogaでは、確実に指導力を底上げし、指導者としての自立を目指すスキルアップトレーニングをこれまで開講してきましたが、さらに総合的なスキルの向上を目指す半年間計300時間のトレーニングへと内容をリニューアルしました。

本300時間コース修了者はヨガアライアンスRYT500の申請が可能です。

※既にRYT200を取得済であることが条件になります。


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―ヨガを教えることは、アーサナの練習と同じで Life long practice (一生をかけて取り組むこと)です。

長く活躍できる指導者であるためにはティーチング力が求められることは言うまでもありませんが、ティーチング力とは総合力だと私たちは考えています。


生徒の課題を見抜く観察力と、必要に応じたプロップス使いを指導できる対応力

安全で効果的にクラスを指導するための解剖生理学の知識

TPOや受講者のニーズに合わせたシークエンスが組める能力

アーサナの枠にとらわれず広い視野で生徒の運動機能向上を図ることのできる柔軟性

自分の信念と哲学、表現力

コミュニケーション力とプレゼン能力

マネジメントスキル

人間性と社会性、視野の広さやバランス感覚・・・


実際に教え始めてみると、多くのことを要求されていることに気がつくでしょう。アーサナ(の形)を教えるのが私たちヨガティーチャーの仕事ではありません。”人を教える” というとてつもない責任が伴うのが私たちのやっていることなのです。


ここ10数年ですっかり取得しやすくなったアライアンス200時間のトレーニングですが、200時間とは言わば大学の一般教養課程のようなものです。アーサナを練習し、ある種マニュアル的とも言える基本的な指導力を身につけ、インストラクターとして最低限必要なことを学びます。一方で300時間とは大学院。修士や博士課程に進むようなものではないでしょうか。高いスキルと専門性を身につけ、実験や検証をし、実習を積み、広いヨガという世界で溺れてしまわないように方向性を確立します。


単なる”インストラクション”で終わってしまうインストラクターではなく、生徒のニーズや現状を見極め、中身のある”ティーチング”ができるティーチャーを育てることがTrue Arts Yogaのスクールコンセプトです。そのぶん、このアドバンストレーニングでは厳しい要求をするでしょうし、卒業には様々な課題をクリアすることを条件にしています。


マニュアル一辺倒ではないティーチングを。地に足のついたリアルなヨガを。一生取り組めるものとして、自信を持って続けていける仕事として、そしてプロとして磨きをかけていきませんか?

半年間共に学び、高め合うこの機会はかけがえのないものになることでしょう。

意識の高い仲間を募集しています。


―Maya Kaneko, Director



詳細はこちら↓

場所は京都四条大宮のスタジオ、CREATIVE HOUSE KYOTO 235をお借りして実施します。
大阪ではなく京都にした理由は、大阪ではこれだけの長時間・長期間使用できる設備の整ったスタジオがなかったこと、京都の落ち着いた雰囲気で集中して学ぶ環境が魅力だったこと、何よりこのCREATIVE HOUSE KYOTO 235が魅力的だったことです。
町屋を改装したスタジオはできたばかり。上階はゲストハウスで、宿泊もできます。
今回の300時間のTTには特別な思いがあり、内容的にもかなり密なTTになります。またトレーニング生とは半年間計30日も週末を共に過ごすことになるので、合宿のような雰囲気を大事にしたいと思いました。
近くには三条会商店街があり、素敵なお店がたくさん。
梅田から阪急で1本、40分ほど。大阪からそれほど遠くありません。
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週末リトリートのような気分でお越し下さい。
お申し込み、お問い合わせは
trueartsyoga@gmail.com まで




by mayayoga | 2017-07-18 22:21 | ◆True Arts Yoga | Trackback | Comments(0)

TTについて考えることと学びを重ねることへの想い

先日Yoga studio TrinityのRYT200時間のトレーニングが終了しました。主催のJuriちゃん、修了された5名の皆さん、おめでとうございます!とても良いグループでした。
人としてヨギーとしてブレない魅力のあるメインティーチャーのJuriちゃんと、解剖学は唯一無二!のマキさん。信頼のおける素晴らしいチームで仕事ができたこと、Trinityが初めて輩出するヨガティーチャーの養成、その一端を担えたことを幸せに思います。

今回のTT(ティーチャートレーニングの略。指導者養成講座のこと)のうち私は40時間分の「ティーチング」、つまり指導理論や実践の部分を担当しました。活発な議論が飛び交い、質問もたくさん出て、何より受講生それぞれが自分の課題と向き合い、失敗しながらも理解を深めていく様子を見て頼もしく感じました。悩んだ分だけ努力し、きっと素敵な先生になることでしょう。

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200時間のTTというのは言わばヨガティーチャーとしての登竜門。ヨガを教える最低限の知識と技術を一定期間かけて学ぶ場です。TTを受けるには、それ以前にヨガの練習歴や取り組みの真剣さ、本人の意欲が必要なのは言うまでもありませんが、巷の200時間を教えるスクールには「未経験からインストラクターに!」を売りにしているところも少なくありません。正直それってどうなんだろうと思います。例えばダンス初心者が半年やそこらで人を教えるまでになれるのか?バレエをやったこともないのにいきなりバレエの先生を目指す気になるか?…その辺がヨガに関しては緩いのか、非常に違和感があります。自分の身体のことも分からないのになぜ人に指導できると思うんだろう?

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トレーニングというのはとかく方法論に終始しがちですが、生徒がポーズの形を真似るだけならDVDでも良い訳で、、わざわざ教室に足を運んで習うからには「得られる何か」があるはずなのです。それを考えさせるのがTTの目的だと私は思います。

そもそも「ヨガを教える」ということが自分にとってどんな意味を持つのか、何故先生になりたいのか、ヨガの中でもどの分野に興味があるのか、、という根本を掘り下げることが必要に思います。なぜなら 人を教え、人の身体を扱うと迷う事だらけだからです。このポーズはこう、アジャストはこう、というマニュアル的な解決法はないのです。私たちヨガティーチャーの仕事はポーズ(の形)を教えることではなく、ポーズを通して教える「何か」についてずっと考えていくことなのです。

本来、終了証だとか、アライアンス認定だとか、時間数だとかは日々の練習や取り組みの前にはあまり意味のないことなのですよね。同様に経歴の羅列も、その人のセンスと技量と練習量の前にはあまり意味をなしません。笑

ヨガは資格や免許がなくても教えられますから、どこぞのトレーニングなんぞ出ていなくても素敵な先生はいます。優れた指導者から地道に学び、指導を継承している先生もいます。ではなぜトレーニングやワークショップの受講を重ねるかというと、もちろん継続教育的な意味合いもありますが、何をどのくらい学んだ、どのような分野の勉強をした、ということを表す目安としての整理整頓的な意味合いがあると私は思います。

ストイックに日々練習をして(それはもちろん大切です)そこから教えることができたら良いですが、広い海のようなヨガの世界ではしばし道を見失いそうになることがあります。その時その時で深めたいと思う分野、例えばシニアヨガならシニアヨガの、ヴィンヤサならヴィンヤサのトレーニングを受け、インプットして自分のヨガのツールを整理する。方向性を定める。そういう事のためにトレーニングを活かせたらいいなと思います。

終了証は経歴を華々しく飾るためにあるのではありません。同様に自分を良く見せたり、自分を納得させるために経歴があるのではないと思います。多種多様な資格で経歴を固める人ほど自分に自信がなかったりもしますよね、、

肝心なのはTTやワークショップを受けた数ではなくて、落とし込む努力をしているかということです。量より質!これはヨガに限らず全てにおいて言えることです。習ったことをすぐには教えられませんし、修了証は「学びました」という証であって、「教えられます」ということは別問題です。

受講したTTなりワークショップなりの時間数をただ淡々と受け入れ、内容を咀嚼し、落とし込んでから教える。そうあって欲しいと願います。

True Arts Yogaでは11月から半年間、長年の構想であった300時間(アライアンス500時間)のアドバンストレーニングを実施する予定です。詳細は追ってお知らせします。

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Congratulations!

by mayayoga | 2017-07-04 12:46 | ◇Yogaについてのあれこれ | Trackback | Comments(0)

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